2013年12月20日金曜日

チラシ効果

またもや宣伝試行錯誤についてです。
(いったい何の会、、?!)
いやはやここにきて、ちょっと思い至った感のあるのですが!
ともあれ最近思うのは、人々は面倒な細かい文字のチラシは読まないのでは?!ということです。

ということで国立本店サイト当日広告用として、非常に簡略化したものを作成してみました。第二部のものに関しては、当日お客さまに配ろうと30部ほど出力を用意しました。

ううむぅ。どうでしょう。。キャッチーかなぁ。



2013年12月17日火曜日

クリスマス・キャンドル、工作+朗読企画にむけて

「Merry X’mas! お家やお城のキャンドルカバーを作ろう!」
という企画を目前に、宣伝活動中です。

チラシにつけるオマケとして、お手製のオリジナルしおりを作成してます。
第一弾としては、うちにある色んな紐を使ったのですが、本日移転目前の吉祥寺ユザワヤにてセール品のりボンをあれこれ仕入れてまいりました。
スウェードのものが半額で1m100円程度!
むむむ、これはお安い。

ということで、ステキりぼんをつけたしおりを、今後イベントもしくは国立本店にて配布してまいります。

お楽しみに。




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【企画詳細】
「Merry X’mas! お家やお城のキャンドルカバーを作ろう!」
http://www.smallcamp.org/archives/95
【関連記事】
「キャンドルカバー企画のためのノート」
http://www.smallcamp.org/archives/16

2013年12月2日月曜日

「ガラスの動物園」読書会のご案内

昨年からお手伝いをさせていただいているTennessee Expressさんの企画です。

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劇作家テネシー・ウィリアムズ(1911-1983)の名作戯曲「ガラスの動物園」をシリーズで読む会を、国立本店にて開催いたします。
アメリカ演劇の名作を、声に出して一緒に読みませんか?

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日 程|全5回シリーズ・水曜午前 11:30-13:00
    2013年12/11,2014年1/22, 2/5, 2/19, 3/5
会 費|500 円
場 所|国立本店
    (国立市中1-7-42、JR中央線国立駅南口より徒歩3分)
お申込|smya@kunitachihonten.info
    (お名前・電話番号orメール明記)
進行役|山路けいと(Tennessee Express 主宰、翻訳者)
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「ガラスの動物園」は、主人公トムが母と姉との暮らしを繊細に語る演劇作品です。初演は1945年、テネシー・ウィリアムズ (1911-1983) はこれで時代の寵児へと躍り出ました。
この読書会では日本語訳を使用し、参加者の皆さんと感想を話し合いながら作品を鑑賞していきます。戯曲(脚本形式の本)は慣れていないという方も、グループで読むことで気軽に楽しむことができます。ご参加を心よりお待ちしております。

Tennessee Express
http://tnexpress.exblog.jp/




2013年11月19日火曜日

イメージアップについて

先日の広報活動にてあらためて認識したのですが、本を読む会、朗読、輪読、というのは、とかくあやしげな印象を与えてしまうようです。。
イメージアップをはかろうと販促物(??)を作ることを思いつきました。
まだ試作段階なのですが、この本読み猫の可愛らしさに頼りイメージアップを!
りぼんなどつけてもいいかもしれません。これもこれで楽しいです。


2013年11月17日日曜日

「カウボーイ幻想の夜」を終えて

 一時は人が集まらず開催すら危ぶまれた「カウボーイ幻想の夜」ですが、参加者の方々に恵まれ(このような方に来ていただけたら、、とまさに思い描いていたような方々が集まってくださり、本当にうれしかったです)、とても楽しく有意義な時間を過ごすことができました。

輪読している時、また感想を話そうと口を開く前の一瞬間、音楽の鳴っていても、空気が深くしぃんとする感じが好きです。その時はみんなで遠くに行っている気持ちになります、それぞれ生きてきた時間を携えて。この時間と感覚を、同じ心のかけらを持った方々と分かち合えたらうれしいです。

とても良いキャンプができたと思っています。
チラシ配布を手伝ってくださった、Aさん、Mちゃん、本当にありがとうございました。
大きな感謝を込めて。

*次回はボルヘスの「アステリオーンの家」を予定してます。(土岐恒二訳「不死の人」収録)。興味のある方は info@smallcamp.org まで。


2013.11.15 (fri)「カウボーイ幻想の夜」
計7名で開催。




2013年11月15日金曜日

「カウボーイ幻想の夜」輪読中の音楽リスト

0. Oak player    Tape    Milieu
1. Finding It There    Goldmund    The Malady Of Elegance  
2. Stitch    Takeo Toyama    Etudes  
3. May    Library Tapes    Sketches   
4. In A Notebook    Goldmund    The Malady Of Elegance   
5. The Typewriter    Library Tapes    Sketches   
6. Edisto    Tape    Milieu   
7. Long bell    Tape    Milieu


*ラストが4曲目のGoldmund「In A Notebook」の中で終われるとばっちりなのだけど。。

2013年11月14日木曜日

「カウボーイ幻想の夜」開始時間変更のお知らせ

開始時間の変更です。 
20時開始、輪読20時半からとなります。

輪読に間に合えば、どなたもご参加いただけます。

2013年11月11日月曜日

準備あれこれ

チラシの文面などを作るのが、慣れないものでとんちんかんでたいへんです。

ほぼ直前ですが、明日吉祥寺のお店を幾つかまわり、
チラシを置いていただこうと思います。

新しくだれかと出会えますように、、!

2013年10月8日火曜日

哲学勉強会 感想

K.K
今日はありがとうございました!結果的にレジュメ切らず、所々うろ覚えだったから突発的な対応が多くなってしまいました。でも、数人で話してると、たまに自 分の中の引っかかりに対応した意見が出てきて、そこからさらに解釈して...徐々に頭の中が整理されてく感覚は面白いですね。このコーヒーも制度の範疇で 飲んでるのかと思うと、なんか複雑ですがw

良い機会を作ってくれてありがとうございました!自分の中にネタがないので、次回に期待!なんか最低3時間は時間確保したいかもですね。


Y.H
いい機会をありがとうございます。1人で読んでると、むむむ!というところも語句解説、実際の例や、なべぶたみたいに具体例がでてくるとふとわ かったような感覚が(これは危険なんでしょうか)答え合わせのようで面白かった。抽象的な言葉から自分たちの身近におこってることに置き換える作業はなか なかできないなと感じました。友人の言葉を借りると『話してることはいつも遠いところのようで身近にかんじる』にちかいかも。
ベルグソンを再度挑戦中です◎国分さんの哲学もよんでみたい。


Y.S
おつかれさまー!おもしろかったですね!たしかにもちょっと時間ほしい。
われわれテキストは問いませんので、またお題設定してください。ひきつづき、どうぞよろしくお願いします。


H.M
昨夜はありがとうございました。
いままで生きてきて、「哲学」に触れるのは
初めてでした。
個人的には音楽の歌詞で哲学的な雰囲気を味わったり
しているつもりだったのですが、
「うわー、本格的な哲学ってさすがにレヴェルがちがう!」
と驚くとともに、こういう経験を積めるのはうれしいな、とも♬


A.M
昨日はお疲れさまでした!使ったことのない脳みそを刺激した感じで、またも寝付かれなかった。企画ありがとう。またやりましょう。

2013年5月27日月曜日

【哲学ノ勉強会ハジメマス】

やりたいと思っていたものの手をつけられないでいた哲学勉強会をはじめます。

参加してみたいという方いらっしゃいますか?

扱うのは、哲学に関連した短いテキストで考えています。多くて30ページくらい。いずれは大著を章ごとにわけてやるのもいいかもしれません。

基本的なルール(?)は、その会までにテキストを一度は読んでくること、誰かが簡単なレジュメを切ってくること。

はじめに扱うテキストはぼくが適当に決めてしまいましたが、それ以降は参加している方と相談しつつ決めていければ。

というわけでよろしくお願いします。


… 哲学だとすれば、何がこの哲学は言いたいのだろう…

ーむずかしいご質問です…。その章その章で、いろいろとりあげていることも違いますし、おおもとではひとつにつながっていても、意味はいろいろあると思います。でも、とくにどういう意味があるかというなら、それはスピノザは自分を自由な人間にしたかったということではないかと思います。できるかぎり自由にー …


(G.ドゥルーズ『スピノザー実践の哲学』平凡社ライブラリー、2002、p.10)




主催 | S.T
テキスト | ドゥルーズ「本能と制度」序文
開催予定 | 2013.6.13 19:00- ( 池ノ上 鱒夫亭にて )

2013年4月22日月曜日

お試し会の感想


主催S
わたしは想像以上におもしろくて、かなりぐっときました!それぞれの声で読むそれぞれのセンテンスは、どれも違った色合い違ったリズムで、ぽつんぽつんと、時にホンキートンクに空間に配置されるイメージ。それはひとりで読むのとぜんぜんちがう。みんなと一緒にあの海辺に行けた気がしました。(酔ってたのでしょうか。。)
それと「蜃気楼」は短編としてはかなり短いです。もう少し長いと、読めるものの幅が広がるのでいいなと思うのですが、みなさんどうでしょう?つかれちゃうかしら。人間が増えれば大丈夫かしら。

H.M
「輪読中・みんなであれこれ話す最中」は歌詞のない音楽がいいのだなぁ、とあらためて勉強になりました!やっぱりああやって「やってみる」といろいろわかりますね♬

Y.H
音楽談義にはじまり、恋愛、不倫、哲学、四方山話たのしかったです!音楽かけると読みやすいです◎<中略> 蜃気楼の気だるさが理解できました。ああいう昔の文学を読むと分からない箇所がでてきて、これってどういうこと?って聞いてみたくなりました。

A.M
なにせ導入が肝心ですね。作家のこと、どういう時期にその作品を書いたのか、あと選者が感じた 面白さ、など作品世界のある程度の基礎認識を整えてよみ始めること。Sさんが後で解説してくれたことが先にあると良かったと思いました。
あと途中で話し合った方がたはり良かったかな。前半で情景のイメージを整える、お互いに拾えてない情報を補う作業をする方が、後半グッと入り込めると思います。テネシーの時も、最後の30分で会場の熱量が上がるのを感じていました。私が気づいたのはだいたいそんなところです。
朗読会向きの作品の選び方、っていうのも気になりますが、これはいろいろやってみて、盛り上がりの法則を探求してみたいな。

K.K
どうもまだ輪読会...というか本を声出しながら読むことに慣れていないようで、補足的に「蜃気楼」を読み直してみました。ネット上の[青空文庫]は便利ですね〜。有名どころはさすが出てくる。読めば読む程、出てくる人物や事象が実像なのか虚像なのか、よく分からなくなる曖昧さがあって、やっぱり不思議な内容でした。
朗読会は基本的にはAさんが書かれているみたいに事前情報がある方が嬉しいかな。先日Sさんに言ったかもですが、短時間(2時間程度?)のプログラムでの輪読→意見交換となると、時間が限られていることもあり、その会の密度を濃くする意味では、事前のインプットはとても重要な意味を持つように思います。といいつつ、題材によりけりのような気もしますが。真逆で、作者が誰かも隠して読んでいき、最後に種明かし、という会もありかも。読書家でないKは爆発しますが。笑

↓主催S
ワオ!ありがとうございます!!!そうですね、最初に説明を入れた方がお話しの世界に馴染めますね。途中、場面が変わった時に、いちど共有の時間をいれればよかったな。参考になります!テキストの準備は(なにも用意せず本を回そうなども当初考えてました)Kくんにアドバイスをもらったんでした。やはり情報の共有幅を丁寧に、なるべく増やしていくところに、盛り上がりのツボがあるのかも。
一方で観劇のように、輪読をすることにも憧れがあります。ステージにぽつんと音だけあるようなストイックなイメージです。たとえばもやもやとした豊かなグラ デーションを見せる感情を、言葉はわかりやすくしてしまう。言葉に落とし込めない曖昧な感情について言葉はそれを切り捨て、わたしたちは一旦言語化すると もう二度とそれを思い出せなくなる。みたいなことをわたしは言葉について感じていて。そういう感情をも拾うことが出来たらいいな、と思っています。じゃあ 具体的にそれをどうすればいいか、などは全くあてはないのですが。なんとなく、そういうことを考えています。
作品選びも課題ですね。集った人にもよるし、もしかしたら意外な選択が効くこともあるのかも。法則みつけたいですね。もろもろあれこれ試してみたいです。ありがとうございます!


S.T
輪読よかったです。日本のこの時代の文学を今まで読んでいなかったけれど、この短編はとてもおもしろかった。音楽もすごく合っていたと思う。次はジョイスなど読んでみたい。


飛び入り1名。計7名で開催。

2013年4月21日日曜日

朗読お試し会 呼びかけ文


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場所:国立本店
時間:2013.4.17 (水) 19時〜
持ち物:おすすめしたい本。とくに食べたいもの、飲みたいもの。

ご用意:輪読用テキスト人数分
    2,500円のパーティプレート(4,5人前)
    日本酒の原酒一本(差し入れとして)
    ビール数本(若者支援の差し入れとして)
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こんばんは。
お知らせしていた朗読お試し会についてです。

以下コンテンツとして考えていることです。
・輪読。(芥川龍之介「蜃気楼」。テキスト用意。実費)
・希望者による輪読したい短編のプレゼン。
・各人用意した本の紹介。(解説+ぐっとくる箇所の朗読)
・飲み食いと雑談。


輪読はあれこれ悩んだ結果、芥川龍之介の「蜃気楼」にしました。
モダンな感じの短編で、わたしはマチスの崖と打ち上げられた魚介類の連作「The Cliffs of Étretat」を連想しました。http://p.tl/DVcX
ぐにゃっとした海藻や魚や貝。マチスはこのテーマで何枚も描いています。
これらのシリーズと芥川龍之介の「蜃気楼」と、いずれも海辺という陸と海の境界に立ち現れる、得体の知れないものが主題ではないかと思っています。「The Cliffs of Étretat」シリーズが描かれたのは1920年で、「蜃気楼」が書かれたのは1927年、その半年後に芥川龍之介は自殺します。2013年の国立で「蜃気楼」の輪読を通し、その場に立ち現れるものをみんなで見てみたいと思いました。

※「蜃気楼」は青空文庫にあります。事前にテキストに目を通したい方はご一読 ください。http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/147_15135.html

輪読中の音楽は、芥川龍之と同時代の作曲家サティを、ラインベルト・デ・レーウのピアノでと考えてます。とてもゆっくりなサティです。
http://p.tl/mpbl

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パーティプレートは割り勘です。500円相当。つまみ程度の量になると思いま す。ほかお若い方用にビール数本も差し入れますので、お金のない方も手ぶらで気軽にお越しください^^



※4/17に行ったお試し会の呼びかけ文。